[ 第 4 日 ] (3月16日)(日) (その1)
今日は、納沙布岬、東根室駅を訪れ、夜行の「北斗星」で東京へ向う、2日目についでのメインイベントの日で
す。釧路発5:55の根室行「快速はなさき」に乗車のため、ホテルを5:30に出発です。
3月14日までの、旧ダイヤでは、この「快速」は、札幌からの寝台車を併結した夜行特急「まりも」(釧路着5:50)
に接続していました。ダイヤ改正後、「まりも」は臨時列車になりましたが、この日は運良く運行され、5:50に釧路に
到着します。断って、一足先にホームに入って、この日の行動スタートです。
[ 釧路駅 ]
釧路発5:40 帯広行(2522D)
人影のない早朝の釧路駅構内
釧路駅に進入する「まりも」(9049D)
臨時夜行特急「まりも」(キハ183-209)
車側の車番
スハネフ14 506
「スハネフ14 506」の車側
指定席のサボ
寝台車マーク

[ 快速はなさき ](下り) (釧路→根室)
根室本線・花咲線は、彼の宮脇俊三氏が賞賛された路線で、私の是非訪れたい願望の路線でありました。
「まりも」の到着を待って、いよいよ根室行「快速はなさき」に乗車します。運用の「キハ54526」は、トイレ付の
前半分と、後ろ半分が向い合わせの固定クロスシート車です。
例によって、私は、カメラを手に、運転席の後ろに陣取ります。
発車直前に、JRの職員の人が乗車してきて、運転台の横に立ちました。発車して、暫くすると、この線は、鹿が
よく線路を横切るので、その度にブレーキをかけます、と話しかけてくれました。それをきっかけに、沿線の説明を
してくれ、まさに、ガイド付「花咲線」になりました。お蔭で、エゾシカは勿論、オジロワシ、オオワシ、オオハクチョウ
など本州ではお目にかかれない動物や鳥たちを見ることが出来ました。根室で、分かったのですが、この職員さん
は、この列車が根室で折り返す「5628D」の運転士さんでした。有難うございました。
早朝出発であったので、朝食は、宿泊ホテルでつくったサンドウィッチを用意してくれましたが、景色を見るのに
忙しく、行儀悪く立ち食いしましたので、写真がありません。しかし、ホテルで用意したものだけに、デザート、ジュー
ス付きで、結構美味しかったのは覚えています。(弁当:第6回)
列車案内電光板
根室行「快速はなさき」(3625D)(キハ54 526)
行先幕
車内
朝の陽光の中を・・・
厚岸湾
「厚岸」駅名板
厚岸発6:45 釧路行(5622D) (キハ54525)
厚岸湖の渡り鳥たち
    対向列車 釧路行(5624D)(キハ54522) (茶内駅)
たむろする「エゾシカ」(手前は防護シート)
東根室駅
根室駅
根室駅到着の「快速はなさき」
根室駅駅名板
根室駅ホーム端の看板
根室駅

[ 納沙布岬 ]
根室着8:13から、帰りの11:13まで、2時間50分の時間がとってあり、この間に、観光バスで納沙布岬を観光しま
す。快晴の天候に恵まれ、歯舞諸島、国後島を望むことが出来ました。流氷がまだ漂っていました。
納沙布岬灯台
本土最東端表示ポール
国後島遠望
歯舞諸島・水晶島遠望
貝殻島
モニュメント「四島のかけ橋」
納沙布岬・日本最東端到達証明書

[ 東根室駅 ]
東根室駅へは、バスが入れないので、観光から外れています。折角来て、東根室駅を訪問出来ないのは、私に
とっては非常に残念なので、ツアーコンダクターのS嬢に相談してみましたら、知恵をしぼってくれまして、携帯で、
納沙布岬発9:45、根室駅前着10:20の路線バスがあることを調べてくれました。これですと、根室駅からタクシーで
東根室まで十分往復できます。勝手ながら、私だけ、この行動をとりました。
東根室駅駅名板
駅諸元標
駅前の標柱
ホームの標識
下り根室行(5629D)の到着
          5629D(キハ54525)      (東根室駅)
出発して行く5629D
東根室駅入場券