[ 「まつかぜ」リバイバル運転 ]
平成15年12月6日(土)・7日(日)
昭和36年10月に登場し、昭和61年10月まで山陰線の気動車特急として活躍
リバイバル運転チラシ
した「まつかぜ」が、12月6日(土)に大阪→米子、7日(日)に米子→新大阪の1往
復、リバイバル運転されました。
昭和35年には、初の気動車特急として、81系の「はつかり」が東北本線に登場
し話題を集めましたが、キハ81はボンネットタイプで、非貫通のため量産向きでな
く、貫通タイプに改善されて量産されたのが82系で、昭和36年10月のダイヤ改正
で、全国の未電化主要幹線に特急車両として一斉に登場しました。
「まつかぜ」もその内の1本で、試運転期間に大阪ー松江間を試乗したことがあり
ましたので特に懐かしく、この度のリバイバル運転を知り、6日の出発は見送れなか
ったのですが、7日の到着を出迎えに行ってきました。
リバイバル運転のチラシ
右のチラシの裏面の時刻表と編成です。
車番:     キハ181-17    キハ180-42    キハ181-47    キハ181-22    キハ180-41    キハ181-12
「まつかぜ」のプロフィールです。
大阪駅の到着は9番線で17:50、発車が17:57です。電光案内板では「臨時」になっています。
9,10番ホーム電光板
キハ181−17(米子方)(H15-12-7 17:50)(大阪駅)
キハ181−17(米子方)   (H15-12-7 17:50)   (大阪駅)
ヘッドマーク キハ180−42
ヘッドマーク
キハ180−42
発車 (H15-12-7 17:57)
発車 (H15-12-7)(17:57の予定が7分遅れで18:04)
(※) この「まつかぜ」の12月6日の出発と7日の帰着については「Non-Chan's World」の「思い出あるばむ」の
    ページに詳しく報告されております。
発車を見送った後、中央改札口を出て、駅弁売店の「水了軒」(明治21年創業)を覗いてみましたら、何と「まつかぜ記
念弁当」が2個残っておりました。早速1個を購入し、周りに客もいなかったので、売店のおばさんと5分ほど話をして帰途
につきました。
帰って、弁当の記念写真を撮り、ビールを飲みながら、家内に試乗当時の昔話を聞かせて一緒に食したのですが、懐
かしい思い出を蘇らせてくれた至上のひと時でした。
「特急「まつかぜ」リバイバル運転記念特製弁当」包装紙 弁当の中身
「特急「まつかぜ」リバイバル運転記念特製弁当」包装紙
弁当の中身
弁当メニュー
弁当メニュー
以上で、12月7日の「まつかぜ」リバイバル運転のご報告は終わりですが、付録として、昭和36年の試運転試乗の時
の写真をお目にかけたいと思います。
試乗は、昭和36年9月24日〜25日で、この時のダイヤは、24日大阪発8:50→松江着16:54、松江発18:25→大阪着
(25日)4:03で、下りが「臨試7007D」、上りが「臨試7008D」でした。
キハ82(S36-9-24)(城崎) (松江)
キハ82 (S36-9-24) (城崎)
(松江)
椅子にビニールカバーがかぶったままのキシ80車内 車内で弁当を食べるmo-yan
椅子にビニールカバーがかぶったままのキシ80車内
車内で弁当を食べるmo-yan
(モデルは若き日の「mo-yan」)