[ 紀州鉄道 ]
「紀州鉄道」は、JR紀勢本線の御坊駅と西御坊駅間2.7kmを走る、民営鉄道では一番営業距離の短い鉄道で
す。
予てより、一度訪ねたいと思っていたところ、たまたま白浜に出かける機会が出来ましたので、そのチャンスを
利用して、帰りに御坊駅で途中下車して西御坊まで行って来ました。平成21年(2009年)9月1日(火)です。
行動としましては、JR御坊発15:14でまず西御坊まで乗車。
この日運用されていたのは、レールバス「キテツ-1」号(旧北条鉄道「フラワ1985-2」)でした。
例によって、運転手さんに断って、運転席の横から沿線を見ながら、途中、紀伊御坊駅の側線に「キハ604」が
留置されているのを確認して、西御坊着15:22。
すぐの折り返しがあれば、鉄道で、紀伊御坊まで戻りたかったのですが、16:09まで無く、暑さの中を歩くのは大
変でしたので、タクシーを呼び、紀伊御坊まで車で移動しました。料金は、ワンメーターの520円でした。
紀伊御坊について驚いたのは、駅舎の立派なことでした。出札窓口があり、係の人がいましたので、早速、「JR
御坊」までの乗車券と、次の「学門駅」の入場券を購入しましたら、なんと両方とも硬券 !! 嬉しくなりました。
ここでも、駅員さんに、留置車両の写真を撮らせて欲しい旨を申し出ると、快く了解が頂けましたので、次の16:
12発まで、約30分、ゆっくりと写真が撮れました。
聞けば、キハ604は、既に休車、キハ603も、近い将来廃車になるとかで、キハ603の走行姿が見られなかったの
は残念でしたが、構内の車両整備庫では、次の「キテツ-2」号(旧北条鉄道「フラワ1985-1」)が入庫して整備中で、
訪問のタイミングとしては、大変グッドでした。
当日の写真を、ご紹介します。