[ 山陰の旅 ]
毎年恒例の大学の同窓会旅行で、今年は山陰を訪れました。同窓会旅行は、10月27日(火)〜29日(木)だった
のですが、例により、1日追加して、29日の解散後〜30日に、山陰の鉄道を楽しんできました。
先ず訪れたのが、予てより乗りたかった「JR境線」。そのあとが、旅行直前に解体されることを新聞記事で知っ
た、大山口駅前に静態保存されていた「D51620」。そうして、翌日の「一畑電車」でした。
JR境線は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるが、境港市の出身であることから、米子ー境港間の各
駅に「ゲゲゲの鬼太郎」に因んだニックネームがつけられ、運行する車両も漫画のラッピング車というユニークな
路線で知られています。境港市内の水木しげるロードには、鬼太郎マンガに登場するキャラクターモニュメントが
立ち並んで、ファンの観光客を楽しませているようですが、私は、鉄道ファンなので、駅のマンガを楽しみました。
山陰線・大山口駅には、1975年に本州最後の営業列車を牽引した「D51620」号機が、静態保存されていまし
たが、大山町の事情で手放されることになり、引取り先を探していましたが、それもなく、結局年内に解体される
ことになりました。折角、近くまで行くので、どうしても見ておきたいという願望に駆られ、訪れました。丁度、夕刻
時で、夕日を浴びた姿は、この機関車の運命のようで、一抹の寂しさを感じさせました。
一畑電車は、今年引退した1928年(昭和3年)製の「デハ52」「デハニ53」が、雲州平田車庫で見られるとのこと
で、会社にお願いして訪問してきました。残念ながら、庫内に居たり、シートが架けられたりしていて、いい姿を見
ることが出来なかったのですが、来年上映される、一畑電車を舞台にした映画「RAILWAYS」で、ふんだんに活躍
するそうですので、その映画を楽しみにいたします。
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( JR境線 )
( D51620 )
( 一畑電車 )