[ 高野山 ]
7月8日(月)に高野山に行ってきました。
きっかけは、家内の、いっぺん高野山の精進料理を食べてみたいね、という呟きでした。
私も、南海・高野線の橋本ー極楽橋間を運行している観光列車の「天空」に乗ってみたいという思いがありまし
たので、即実行することになりました。
高野山に詳しい、南海電鉄OBの"O"さんに、日帰りで、天空に乗って、精進料理を食べたいという条件で相談
しましたら、精進料理の食べられるお寺の紹介を含めて、懇切なスケジュールを組んで下さったので、大変いい高
野詣でが出来ました。
この日のスケジュールです。
南海・なんば駅発8:51→(高野線・橋本行急行)→橋本駅着9:44 (のりかえ) 
橋本駅発10:13→(天空1号)→極楽橋駅着11:01 (のりかえ) 
極楽橋駅発11:06→(高野山ケーブル)→高野山駅着11:11 
(南海バス)→千手院橋 (一乗院にて昼食) 千手院橋→(バス)→一の橋口→(徒歩にて)→奥之院参道
燈籠堂→奥の院前→(バス)→金剛峰寺前→(金剛峰寺参詣)→千手院橋→(バス)→高野山駅前
高野山駅発15:49→(高野山ケーブル)→極楽橋駅着15:54 (のりかえ)
極楽橋駅発16:25→(特急「こうや10号」)→なんば駅着17:46
          (上記の"リンク"をクリックすると、それぞれのページを見て頂けます。)

南海・高野線の「なんばー高野山」往復の鉄道風景です。
        橋本行急行 (6000系)      (なんば駅)
橋本駅駅標
      2300系(2304+2354)     (橋本駅)
車側の花ロゴ
ヘッドマーク
2300系は、橋本ー極楽橋間でのみ運行されているズームカーで、2両編成が4編成運用されています。
「こうや花鉄道」と称し、[2301+2351]=さくら、[2302+2352]=はなみずき、[2303+2353]=しゃくなげ、[2304+2354]=
コスモス、と名付けられて、それぞれ独自のヘッドマークと車側の花ロゴを持っています。
              天空1号          (橋本駅)
「天空」の詳細については、別ページをご覧ください。
曲線標 (半径=102m)
勾配標 (上り=50‰)
極楽橋駅構内
          極楽橋駅駅標  (高野山ケーブル駅)
         高野山ケーブル「22号」    (極楽橋駅)
21号車と行き違い
高野山ケーブル「高野山駅」
高野山駅駅舎
高野山ケーブル「極楽橋駅」
        2000系橋本行各停(No.2195)     (極楽橋駅)
        特急「こうや10号」(30000系)   (極楽橋駅)
こうや10号特急券
          橋本駅構内  (左はJR和歌山線)
橋本駅で、30000系「こうや10号」(4両編成)の前に、11000系「りんかん90号」(4両編成)を増結(No.11201)
なんば駅到着の「りんかん90号」(No.11001)

[ 後記 ]
思い立っての高野山行きでしたが、実りの多い1日でした。
行きの橋本駅で、偶然、5月の「稚内ー指宿日本列島縦断旅行」でご一緒になった"M"さんにお会いしました。
京都から、やはり「天空」に乗りにこられたようで、高野山駅までご一緒でしたが、不思議なご縁を感じました。
「天空」は、平成21年7月からの運行ですが、運行開始時のPRの時から乗りに行きたかった願望が、やっと
叶えられました。高野山にマッチした、和風のしっくな内装と座席配置で、大変気に入りましたが、後ろに一般車
両を連結しているのが、何となく野暮に感じられました。折角の、山岳の観光列車ですので、後部(橋本行は前部)
からの景色も素晴らしいはずで、それが見られないのが残念な気がしました。旅客輸送の事情からでしょうが、割
切って「天空」だけの2両運転の方が、イメージがいいのではないかと感じた次第です。
一乗院の精進料理も、私達高齢者の口に合いましたし、奥之院への参道、金剛峯寺も、高野山ならではの荘
厳な雰囲気を堪能することが出来ました。懇切なアドバイスをして頂いた"O"さんに厚くお礼を申し上げます。